にわとりさんの家の隣に誰か引っ越してきたのに、なかなか会えなくて誰だか分からない。
こんな人間の世界のようなことが、鳥たちにもあるなんて笑。
誰なんだろう?なんで挨拶に来ないの?と悶々するにわとりさん。仲良くなりたくて、遊びに来てくださいと、おとなりさんのドアに貼り紙をします。
するとまあ、隣に住んでいたのはふくろうさん。そりゃ会えないわけだ笑。
ふくろうさんもおとなりさんにご挨拶に行ったけどいつもすれ違いだったので、貼り紙に大喜び。行くと返事の貼り紙をします。
その日が来ると、御馳走を作ったり張り切って準備をするにわとりさん。なかなか来ないおとなりさん。
でも、実はふくろうさんも、もう起きていて準備万端。そろそろいいかな?と家を出てみると、同じタイミングでにわとりさんも出てきて、初めて出会う二人!
最後は生活サイクルが違う二人がコミュニケーションがとれるよう、お家の間に伝言板が出来ていて、いいなぁと思いました。
にわとりとふくろうという組み合わせがなんかシュール、そこに高畠さんの絵が絶妙に合っていて、このお二人での作品もっと読んでみたいです。