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きつねの子(2) つりばしゆらゆら」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

きつねの子(2) つりばしゆらゆら 作:もりやま みやこ
絵:つちだ よしはる
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1986年03月
ISBN:9784251006981
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,542
みんなの声 総数 31
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 小さいけれども着実に

    自分がまだできないこと、挑戦してみる勇気がなかなかでないことに対して、一歩ずつ、小さいけれども着実に前進していくこんすけの姿がとても印象的なお話でした。お話を読みながらこんすけを応援したくなるとともに、こんすけの姿から子どもは多くのことを学べたようでした。

    投稿日:2024/12/10

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  • 子供の頃に大好きだったお話

    きつねくんの心情を吊り橋を使って見事に表現していて、改めて大人になってから読むと凄いなーと思ったのですが、子供の頃は純粋に物語に惹かれていました。
    息子も、最初はまったく興味を示さず(好きな乗り物も恐竜もでてこないので)読もうとしませんでしたが、1度読み始めると
    「このあと、どうなるんかなー?」
    と、とても楽しんでいました。

    投稿日:2015/06/13

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  • 想像力

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子5歳、男の子3歳

    少しずつ長い絵本や児童書を読み始めた娘に読みました。
    ゆらゆらゆれる吊り橋の向こうにいる友達が気になって、一生懸命恐怖とたたかう姿が、ちょうど一つ大きな世界へ飛び出そうとする年代の子供にぴったりだと思います。
    70ページ以上ありますが、字が大きくてところどころカラーの絵もあって、読みやすいです。章立てになっていないので、一気に読む必要があります。時間があるときにお勧めします。

    投稿日:2014/03/09

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  • 続きが知りたい

    5歳長女に借りてきました。ちょっと長めですが、絵もたくさんなので長女はあっという間に読んでしまったようです。一人で読みたかったようで、一人で声を出して読んでいました。読んだ後「ドキドキしたー。次は続きあるのかなー」と言っていたので、私も一人で読んでみました。つちださんのつりばしの絵で、もうこちらもドキドキ。こんなつりばし絶対無理ーなんて思いながら読みました。読んでる方が「どうなるの?」とドキドキ。私も長女と同じくまた続きが読みたくなりました!

    投稿日:2013/08/22

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  • 結果重視でなく

    同じシリーズの「きいろいばけつ」が、とてもよかったので、こちらも続けて読んでみました。「きいろいばけつ」同様、ハッピーエンディングではありませんでしたが、にもかからわず、清々しい読後感があり、心の中で、ストーリーが続いていくような感じがしました。

    このお話では、「きいろいばけつ」もそうですが、「ばけつ」や「つりばし」をめぐるシンプルなストーリーに、きつねの子の揺れ動く心情が織り交ぜられ、ストーリー自体よりも、主人公の気持ちに重点が置かれています。絵本を選ぶときに、物語のあらすじ、とりわけ結末に視点が言ってしまいがちですが、このお話のように、経過を大事にしている絵本は、子どもも共感する部分が多いような気がします。

    私たち親も、子どもとの日常生活の中で、結果だけを重視してしまうあまり、その過程において、十分にほめてあげることを時として忘れてしまいますが、この絵本を読んで、たとえ、つりばしを渡り切れなくても、最初は一歩も進めなかったのが、最後には真ん中まで来れた、という成果を認めてあげて、そこまでの努力と勇気を称えてあげられるようになりたいな、と思いました。

    また、子どもだからこそ、「今は、真ん中まで来れただけでいいや」と満足もでき、「いつかつり橋の向こうまで行ってみたい」という希望も持ち続けられるのではないかな?とも思いました。大人は、自分自身で、ゴールを設定したり、限界をつくってしまったりします。「橋の反対側まで行ってこそ意義がある」とか、「来年は、もう○歳だから、再挑戦は無理だ」とか・・・。でも、子どもは、楽しみを先にとっておける心のゆとりがあり、無限の可能性も秘めているのですね。そんなことを感じながら、このお話を読みました。

    投稿日:2009/02/01

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