「スーモのさがしもの」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

スーモがキラキラ石を探しに行く！という設定にまずわくわく！「キラキラ石」というネーミングもキラキラときめく感じで夢があります。探しに行った５つの建物もそれぞれ子供心をくすぐるものばかり。娘も一緒になってドキドキわくわくしながら、ページをめくる度に「キラキラ石」を探して楽しみました。メルヘンの世界を大人も子供も堪能できる一冊です。

この本には子供の大好きなものがいっぱい詰まっています。
おかしにおもちゃ、アクセサリー、動物、まほうのせかい、そしてキラキラいし。
どきどきワクワク　キラキラいしを探しながら読みすすめていくと、ひそかに　石は１こ２ことかぞえ　家は１けん２けんとかぞえる、そんな数の基本も自然と身に付くいてしまう絵本です。

私はこの本に出会うまでスーモというキャラクターを知らなかったし、本の制作側の意図とは関係なくこどもといっしょにどきどきワクワクを楽しめる本です。
ようちえんぐらいまでのお子さんにお勧めです。

空からおうちさがしをしているスーモくん、宇宙船の燃料のキラキラいしを落としてしまいます。
キラキラいしが落ちたのは、おかしの家、おもちゃの家、おひめさまの家、ジャングルの家、魔女の家とそれぞれ楽しげな５軒のおうち。
それぞれの家の楽しそうな外観に、中は一体どうなっているんだろうというワクワク感をそそられます。
ページを開いてみると、色彩豊かで、それぞれ趣向がこらされた可愛らしいお部屋達。
子供達はそれぞれのお部屋を楽しみながら、キラキラ石探しにも夢中になることでしょう。
ちょっとした仕掛けもあります。
「どのお部屋が一番好き？」などと親子で会話を弾ませながら楽しみたい絵本です。

女の子も男の子も楽しめる絵です。
いろいろな図形がカラフルに出てくるので
お話も絵もとても楽しめます。
色鮮やかで綺麗で
一緒に娘と書いてみたくなるような
お話でした。

たちもとさんの絵はほんとうに女の子心をくすぐります。
かわいい！！

ですから、たちもとさんの描くおうちは、どれも素敵でじっくり見てしまいます。
そこに「キラキラいし」探し要素が加わって、さらに隅々まで楽しんじゃうしかけです！

5歳の息子は「いし」探しに夢中になりながらも、
「このお部屋は○○（妹）が住みたくなっちゃいそうだね」なんて言ってました。

ただ、お部屋を探しているスーモくん、という設定の割に、そのあたりがあいまい。
何で探してるかとか、今回5つのおうちを見て、お部屋探しと何かつながりがないのか・・・とか、ちょっと気になりました。
今後の展開を待てばいいのかな？！