おしゃれでかわいいイラストに惹かれたのか、5歳の次女が「これがいい」と選びました。
子ども心にうつる大人の不思議を描いた絵本。そこには、そういえば自分も子どもの頃こんなこと考えていたよなぁというエピソードばかりが並んでいました。鉄のフェンスを最後まで全部触るとか、ご飯の前に大きなチョコレートを食べるとか。「そうそう。私もそうだった。でも怒られたなぁ」と思い出すのです。
大人になってしまった今では、立場は逆転。「てをあらいなさい!」「まえをみてあるきなさい!」「おもちゃをかたづけなさい!」「なんどいえばわかるの?」全部私が常日頃子どもたちに怒鳴っている言葉ばかりです。子どもたちもそれに気づいて、「ママと一緒」と笑っています。
「おとなだって、たいへんなんだよ」と言いたいのはぐっとがまんして、ちょっと子どもの立場になって物事を見てみようと思いました。そしてたまには子どもの頃に戻って、イタズラしたり、悪ふざけしたりする時間があってもいいかな?と思います。