「おてがみでーす」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

お手紙交換が流行っている年中組の息子の手紙を書きたいという気持ちを刺激してくれたお話です。
お話は優しく温かく、絵もほっこり温もりがあり、読むと癒されます。

特に最後のネズミのお母さんへのお手紙が素敵です。
私も、あんなお手紙ほしいなーと言ったら書いてくれました＾_＾

年長の、敬老の日に祖父母に手紙を書くという保育の導入で、この絵本を読みました。
手紙をもらって喜ぶ動物たちの姿を見て、「自分たちも喜んでもらえるような手紙を書きたい」という思いを強くしたようでした。
くまのおじいちゃんに手紙が届く場面では、もぐらやねずみの手紙と違い、内容がわからないようになっています。
それが余計に子どもたちの想像力をかきたてたようでした。
子どもたちの手紙は、どれも心温まるものばかりで、この絵本を導入で使ってよかったと感じました。

現代っ子の娘は親の携帯いじって遊んだり、遊びもゲーム機だったりと、親の私から見るとすでについていけない感じがありますが（笑）、女の子なので、お手紙の交換はとても好きなようです。
この絵本はお手紙をもらうこと、あげること、どちらも嬉しい事だねと伝えられるいいお話だと思います。

５歳のむすこはやっといくつか字が書けるようになり
ただいまお手紙マイブーム！！！
家族や幼稚園のお友達やじいじ、ばあばにお手紙を
書いてくれます。

なかでもわたしには一日2、3通「まま　だいすき」
の熱烈ラブレターを毎日♪

最初にかけるようになった字も「ま」と「だいすき」
次が「ぱ」・・・といったぐあいにお手紙を
書くために字をひとつずつ覚えています。

ある日息子とケンカした日、息子がむすっとしながら
「らってどうかくの？」と聞いてきて、教えたら
「まま　きらい」との手紙をよこしてきました。
む〜敵もなかなかやるな・・・。
でも３時間も経てばまた「まま　だいすき」

しかしわたしは気づけばもらう一方。
この絵本をよんで、わたしも誰かの為にお手紙が
書きたくなってきました。
手紙って書いてももらっても幸せになれますもんね。
ひとまず作者のいもとようこ先生とくすのきしげのり先生に
お手紙書こうかな♪

この絵本を読んで、秋に近所の公園に息子と出かけたとき、息子が『お母さん、このはっぱイチョウなんだよ。幼稚園で先生から教えてもらったの。家に持って帰ってもいい？』と聞かれたのを思い出しました。息子はうさぎとキツネとリスが葉っぱを見つけたときに、もみじとイチョウは知ってるよ！と得意げでした。今度クリの葉っぱを見つけたいと話していました。それからお手紙は、幼稚園のお友達に書くんだ〜と張り切っていました。また、秋になったらこの本を読んで、子供と落ち葉拾いに行きたいと思います。

メールが主流になった現代ですが、メールにはないお手紙の素晴らしさを感じる１冊でした。
５歳の娘は、お手紙が大好きで、毎日のように家族に絵付きの手紙を書いてくれています。
この絵本を読んで、もっともっと書きたくなったのか、幼稚園の先生やおじいちゃんおばあちゃんに早速書いていました。お手紙って書く方も貰う方も幸せになる・・・そんな不思議な力があるんだな〜と再認識し出来ました。
最後もページは、なるほど！！でしたね。子ども達が今、一生懸命いもとようこさんにお手紙書いていますよ〜。

大事なお手紙が飛んで行ってしまい皆で探します。
そして一緒におとどけします。
お手紙にこめられた大切な人を思う温かい気持ちにふれて
読んでいる私たちもすぐお手紙を書きたくなりました。
もらった時のうれしい顔を想像しながら書く「大好き」を伝えるお手紙って本当に素敵です。
そしてそんな幸せを届けているからすの郵便屋さんの働く姿にも
かっこいいなぁと感じてしまいます。

おてがみの絵本を読むと、いつでもはっとなって、「娘にお手紙
書かなければっ（いつも娘は書いてくれるので）」と思ったり、
「仲良しのお友達に書こう！」と思ってしまいます。
今回はそれだけでなくって、からすのゆうびんやさんの姿を見て
ああ、私、郵便屋さんや宅配便の人も好きだったなあってことも
思い出しました。素敵なお手紙や荷物を届けてくれるから、
いつもわくわくしてしまうのです。
もっとわくわくするためにも（笑）、もっともっとお手紙書かなくちゃ！
最後のページにはいもとさんのお手紙も載っていましたが
いもとさんの元にはきっとたくさんのおかあさんやちびっこから
お手紙が届くのだろうな。
考えてみれば、絵本もお手紙みたいですね♪

とても優しい動物達の行動や可愛い絵に癒されます。お手紙を出したり、貰ったりしたくなります。あったかい気持ちが伝わってきたり、優しい気持ちを持った動物たち、失いつつある大切なことをきづかせてくれるとても素敵な絵本だと思いました。