クマさんとヤマネくんシリーズは、我が家ではこれが3作目になります。親子ですっかりファンになり、今回もわくわくしながら開きました。
舞台は雨の森。娘もクマさんと同じく雷が大の苦手です。日本に行ったときに経験した2つの轟音・・・「Jは雷とtrain (新幹線)の音が大きら〜い!」と、頭から布団をかぶったクマさんを見ながら、思い出したように言いました。(たしかにどちらの音も初めて聞いたときにはびっくりしますよね!)
家の前が洪水になり、怖さも忘れ、雨の中を夢中でヤマネくんを探しに出かけるクマさん。 娘は、口に手を当て、「ああ〜〜!」と何度も叫びながら、ヤマネくんの行方を心配しています。本当にどうなっちゃうんだろうと、手に汗握る展開です。
「ヤマネくんをさがしにきたんだよ!」 心配のあまり、ちょっと怒った声で言うクマさんに、
「ごめんね。クマさんに あじさいをみせてあげたかったんだ」と答えるヤマネくん。2人の気持ちが、じんじん伝わってきます。今までの緊張が一気に解けたように、娘もにっこり。
2人で見る虹の美しさは格別だったことでしょうね。