我が家は漁村にあるため、船のある風景は日常です。
釣り船なので、この本のように、外国に行くような大きな船ではありませんが。
息子は、乗り物は何でも好き。
最近は船もかなり好きで、レゴでも船を作るようになりました。
この本の表紙の船の迫力に魅了され、
図書館で借りてみました。
しかし、この本には興味を示してくれませんでした。
船は息をしていて眠っているというような表現があるのですが、
息子は、船を乗り物としか見ていません。
または鉄の塊や機械。
そういったものがとにかく好きなのです。
超現実主義者の理系脳です。
この少年のように、見えない人たちが船の中にいる
なんてことを想像すらできません。
正直大人の私でも、
船はただの乗り物としか思えません。
この少年のような、思い入れが理解できないです。
造船所のある町で、
船をただ乗り物と見ているのではない少年や町の人たち。
船にも命があって、船の中では様々な息遣いを感じているようです。
とっても詩的な文章で、少年の船に対する思いがいっぱい。
うん、わからない。
少年の気持ちを、私たち母子は、まったく理解できませんでした。
ごめんなさい。