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子うさぎましろのお話」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

子うさぎましろのお話 作:佐々木たづ
絵:三好碩也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,925
発行日:1970年01月
ISBN:9784591005309
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,236
みんなの声 総数 66
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6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 神様の木だよ

     サンタさんからもう1つプレゼントをもらいたくて、体に炭をこすりつけ、別のうさぎになりすまして、うそをつく子うさぎのましろ。

     子どもは、時に、バレバレのうそや言い訳をすることがあるものです。自分自身の幼い頃にも覚えがあります。ましろのように、動機や理由は、本当に子どもらしい純粋なものなのだけれど、大人は、その気持ちを汲み取ってあげようとする前に、「うそはいけない」と、正義を盾にして、頭ごなしに叱りつけてしまうことが多々あるのではないかと思います。

     うそと知りながら、黙ってそれを受け入れ、ましろに種を手渡すサンタさん。子どもの「芽」を摘まない、というのはこういうことなのかと、目の覚める思いでした。その芽がやがて立派な若木に成長し、こんなにも人を喜ばせることのできる大木へと育っていく。まさに子どもの将来を物語っているように感じました。

     最初は、「欲張りはだめだよ」と言っていた娘も、
    「このたね かみさまに おかえししておこう。土のなかへ うずめて」
    ましろのこのセリフに、にっこり。そして、たくさんの金銀のベルや、おもちゃ、お菓子をつけた美しいもみの木を見て、「ぼくの木じゃなくて、かみさまの木だよ」というましろの言葉に、私も深い感銘を受けました。子どもも授かったものだと思うと、つい粗雑な心が出てしまうものですが、大事な預かりものをしていると思えば、もっと大切にしなければ、という心にもなれます。「かみさまの木だよ」というましろの真っ白な心を忘れないでいたいな、と思います。

    投稿日:2009/12/15

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  • 嘘をつくましろに共感!

    いたずらっこな年長の息子に読みました。

    ウサギの子、ましろがサンタさんからクリスマスプレゼントをもらったにもかかわらず
    もう一つもらおうと、体を黒くして変身をし、プレゼントをもらおうとする・・・

    幼稚園の年長さん、小学校低学年のお子さんなら、嘘をついてしまうましろに共感できると思います。
    ましろは嘘をついてしまうのに、サンタさんにとても優しくしてもらいます。
    そのやさしさが心に残っていたのでしょう。反省をし、ある行動にうつります。
    結末がとても素敵です。

    お話の内容が教訓じみていないところもいいですし
    読んでいてほっこりとした気持ちになれます。

    「イエスさま、おたんじょうび、おめでとう」など、キリストの誕生日であることも書かれてあるので、人によっては少し抵抗を感じるかもしれませんが、宗教を超えて、絵本として優れていると思います。

    少し長いお話なので、おはなし会などで読むときは、時間を多めにとった方がいいです。

    ちなみに息子はキリストのことが出てきても特に気になりませんでした。
    自分の子供に読む分には特に問題ないと思いますが
    おはなし会で読む場合は、いろいろな宗派の人がいると思うので、周囲に少し相談してみるといいかもしれません。

    投稿日:2012/12/28

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  • 反省する姿勢

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    北の国にすむ白ウサギのましろ。
    サンタさんから一番にクリスマスプレゼントをもらいました。
    でもプレゼントのお菓子を食べてしまうとまた欲しくなります・・・。

    3歳の娘には長くて途中で飽きちゃいましたが、6歳の息子は最後まで静かに聞いていました。
    この絵本ではいくつかの展開があります。
    その一つ一つにどうなるんだろう。どうするんだろう。と引き込まれ、長いはずなのにあっという間に読み終わってしまいました。

    体に墨をこすりつけ別の子ウサギになりすまし、サンタさんにプレゼントを貰ったましろ。
    嘘をついたましろにちょっとした罰が・・・
    嘘をついた事は悪いことですが、ましろは反省します。
    ちゃんと反省し後悔し、どうにか罪を償おうをします。
    その姿勢がすごく良かったです。

    ましろの植えたもみの木は息子にとってすごく魅力的だったようです^^
    そりゃそうだよね(笑)

    投稿日:2009/05/17

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