夏休み中に読んだら、きっととてもタイムリーな内容だったと思います。
かめきちは夏休みの自由研究に何をしようかと考えています。
しっかり者のお母さんと、おもしろいお父さんのやりとりがまるで漫才のようで笑えます。
かめきちの親友のしんごですが、犬を自由研究の題材に使ったり、かめきちの妹・こいちゃんのあさがおを勝手にとってきて、自由研究に使ってしまったりするのは、ちょっとやりすぎな感じがしましたが、しんごってちゃっかり者なんですね。
尻拭いをさせられるかめきちが、かわいそうなのですが、いつもなんかおかしな方向にいってしまうので、それでも笑ってしまいました。
自由研究という題名がついているので、色水を使って反応を試すなどの自由研究に役に立ちそうな箇所もありますが、教訓としては「夏休みの宿題は計画的に」「決してこの子たちのまねをしないでください」でしょうか。
関西弁のやりとりが読んだ後も耳に残ります。