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うろおぼえ一家のおかいもの」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

うろおぼえ一家のおかいもの 著者:出口 かずみ
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2021年02月
ISBN:9784652204184
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,268
みんなの声 総数 31
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6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • ぎりぎりのコント絵本

    「とりあたま」とはよく言ったもんだ。この言葉を地で行く一家。この言葉をこんなに忠実に表現したお話は他にないでしょう。
    何をするのかも、買い物の内容も、他人の名前も、用事を頼んだ方もその内容すら、全部「で、なんだっけ?」。

    まるで、コントを見ているようなそんなおかしみのある作品。一緒に読んでいたうちの子供も、「…っておい!忘れすぎ!」とツッコんで楽しんでいた。そして「くまが売っている豆腐っておいしくなさそう」とも(笑)。細かい部分まで、子供にとっても、つっこみがいのある作品である。
    でも、大人の私から見ると、イラストの素朴さが一種の狂気をうっすら孕んでいるような、ぎりぎりな感じの変な危うさも感じさせる。一家が全員大真面目にすべてを忘れていることに、その眼が一ミリもふざけていないことに心がなんだかざわつく。

    今世の中で起こっているすべてを薄目で見ていたい。
    「で、なんだっけ?」と猛スピードで忘れ去っていきたい、そんな願望が含まれているように感じるのは、今がとても恐ろしい毎日だからだろうか。
    そういう意味では、今の時代の気分をとてもよく象徴している作品。

    投稿日:2021/07/17

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  • 笑えます

    うろおぼえ一家とは…、身につまされます。自分たちの家族もこんな感じなので。
    すべてがうろおぼえ…。そのせいで一家は、ウロウロウロウロ。でも結果オーライ。だれもイライラしないし、ケンカになったりしません。平和です。
    スピード・効率に重きをおく今の世の中…もこんな風に、ゆったりできたらいいのになと思います。

    投稿日:2021/07/17

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