はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
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長谷川義史さんの作品はどれもユーモア満載でとても面白いですが、この本はただ面白いだけではないところが凄いと思いました。 おかあちゃんが器用にミシンで作るものは、ちょっと変なものばかりで「ベンベン」と友達に笑われるのを繰り返すなど、面白い話が続いてきたところ、物凄く悲しい場面が突如現れます。 「おとうちゃんは、つくられへんわ・・・」 このページを読む時は、熱い物が込上げてきます。 しかし、同じページの「ごはんが すなのあじになった」で直ぐユーモアモードに戻されます。 そして最後は漫才か落語のオチの様な終わり方。 読み終えた後の満足感が大きい作品です。
投稿日:2017/01/26
大好きな長谷川さんの絵本です。 「お母ちゃんがミシンでつくったるわ」と、服やら手提げやらなんでも作ってくれるお母ちゃん。 有難いことだけど、あまりのセンスのなさにクスッと笑ってしまいます。 そしてついに「お父ちゃん作って」と、言ってはいけないセリフを言ってしまうわけですが、いつも強気なお母ちゃんが「お父ちゃんはつくられへんわ」としんみり。 ここで読む方もほろっと来てしまいます。 ところが父親参観日の日、やってきたのは背広姿のお母ちゃん。 この背広のセンスがまた(笑) 極めつけの最後のセリフ「ミシンでつくってん」で大笑いです。 またこれが、得意げな表情なんですよねぇ。 転んでもただでは起きないたくましいお母ちゃん、カッコいいです。
投稿日:2015/10/03
父を亡くした母子家庭という背景と、長谷川さんのコミカルなストーリー展開が、重くも軽くもない絶妙なバランスです。 長谷川さんの作品はコミカル要素を期待して手に取ったんですが、笑いだけではないんです。考えさせられるところもあります。ですが、最後はやっぱり笑って終わる。 子どもの純粋さ、母親の強さと優しさに心を打たれました。きっとよしおくんは素直な思いやりのあるいい子に育つことでしょう。 心温まる内容で大人向けの絵本ともいえます。
投稿日:2013/05/13
途中までお笑い調で進むのですが、「おとうちゃん つくってえな」のところでジーンとして、そして最後はまたお笑い調で終わる話です。 最初に読んだときは、「今はいろいろな家庭があることに配慮して”父親参観日”とは言わないのにな」とものすごく違和感を感じました。でも、この話が『てんごくのおとうちゃん』という話の続編であること、作者の実体験をもとにして書かれていることを知ると、それが気にならなくなりました。 そういえばミシンの形、炊飯器の形、学校の様子、すべてが古びていますし、主人公の本当の名前は「よしふみ」だけれど、おとうちゃんがなくなったときに親戚が「名前が悪い。よしおにしよう」と言って親戚の中では「よしお」と呼ばれるようになった、というのはすべて作者自身のエピソードなんですね。 でも、最後のオチは、ちょっと私には きつかったです。
投稿日:2013/01/18
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