昔、こころのありかを考えたことがあったことを思い出して手に取りました。そのとき、不安なとき気持ち悪さを感じたことで心の場所を感じた記憶があります。
この本は、そのころの私より小さな、7歳の娘と5歳の息子と読んだのですが、色んな生き物が、それぞれの理由でこころの場所を教えてくれます。どれも納得できる意見なんですが、結論はかかれません。だけどそこがこの本の魅力。だって、どこにあっても素敵なんです。娘も一言、どこにあってもいいんだねとつぶやきました。
ちなみに息子が、僕のこころはここにあるよと指差したのがお腹!
「お腹が空くと、寂しくて、食べるとあったかくてしあわせになるから」と笑顔で教えてくれました。
昔、不安で心のありかを感じた私は、この本と出会って感じた、あたたかさから心の場所をあらためて感じることになりました。