5つのないしょ話が収録されています。題名を見た時に、どんな内緒なんだろうと想像をかきたてられたのですが、いやいや、とても愉しいメニュー(実際、そう書いてあります)でした。
息子は、1番目のないしょ『バナナのすきなワニのはなし』と5番目の『スキップのとくいなゾウのはなし』が好きだったみたいですが、私は断トツに3番目のないしょ『しっぽをなくしたシマウマのはなし』と2番目の『はみがきのきらいなライオンのはなし』がよかったです。
我が家では、作者:竹下文子さんと言ったら『ピンポンバス』ですが、本当、こんなウィットにとんだユーモラスな話が創作できるなんて、すごいなぁと思います。絵本というより幼年童話ですが、3年生の息子であっと言う間に読めるので、ちょっとアフリカってどんなところ?と触れてみたい時に読んでみてください。とてもお薦めです。