「うちのおかんは、ヤカンのおかん。ねんがらねんじゅう、ふっとうしとる」
ドキッ!ドキドキッ!!
はじめの一文から、そんな言葉が胸に突き刺さりました。
子供の目から見た親の様子が、子供の語り口調で描かれていきます。
そういえばあんなこともこんなことも、似たようなことでガミガミ言ったこと、あったかも…。
本の中のおかんの様子やセリフが自分自身にも重なって、思わず反省してしまいました。
怒ってばかりじゃお互いにつらくなるし、ニコニコ笑顔でいるのが一番ですよね。
子供だって本当は、親の笑顔が大好きなんですから。
笑顔を忘れて、イライラ、ガミガミ怒ってばかりになってしまった時に自分をリセットするのに効果がありそう。
この本は子供向け…というよりは、世のお父さんお母さん方にぜひ読んでほしい一冊です。
ちなみに、自分のことを反省した私…きっちり主人にもこの本を読んでもらいました(笑)