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あっぱれ!われらのてんぐさま

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あいつもともだち」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

あいつもともだち 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2004年10月
ISBN:9784032321500
評価スコア 4.8
評価ランキング 332
みんなの声 総数 91
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • キツネの優しさ☆

    ふゆごもりをする動物たちとしばらくお別れの季節。キツネはヘビにも声をかけてあげたかったけど勇気が出なくて「元気でね」と言いそびれてしまいました。それがずーっと引っかかり、後悔し続けていたキツネ。「あの時ああ言っていれば」ってたった一言言えなかっただけでずっと引きずってしまうことってありますよね。春が来てようやく言葉がかけられた時の嬉しそうな顔!読んでいるこちらまで嬉しい気持ちになりました。

    投稿日:2023/03/08

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  • キツネの心情がとってもよくわかります

    『おれたち、ともだち!』の第七弾です。
    8歳と3歳の娘たち読みました。
    今回は秋から冬、そして春へと季節感豊かに移ろいます。

    秋、冬ごもりするともだちと、しばしのお別れの挨拶をするオオカミとキツネ。
    しかしキツネは、なんとなく苦手なヘビにだけ声をかけそびれてしまいました。

    冬になり、キツネはオオカミと楽しく過ごしますが、ヘビとお別れの挨拶もしないで別れたことが気になって仕方ありません。
    そんなキツネの様子にオオカミも気付き、ひとりうなずきます。

    そして春。まばゆい春の光の中で、冬眠から目覚めたヘビの目に入ってきたものは・・・?!

    キツネとオオカミの優しい行動に胸が熱くなりました。
    手がない相手との握手の方法!
    見ていてこちらが嬉しくなりました。

    声を掛けたいのに、ちょっと勇気が出せなくて声を掛けられない。
    大人なら、誰でも一度は経験したことがあると思うし、
    うちの娘たちにも、これから先、きっとそんなが場面が訪れることでしょう。

    そんなとき、このお話を思い出して勇気を出してくれたら嬉しいな。

    「またくるね!」と帰っていく2人が歌っている歌も素敵なんです。
    オオカミ&キツネソングはどれも楽しい歌で娘たちのお気に入りですが、
    私はこの歌が一番好きです。
    ふたりの後ろ姿と、嬉しそうなヘビのぴこぴこぴこ♪に心が温かくなりました。

    回を追う毎に、大事なともだちが増えていくふたり。
    キツネとオオカミも、どんどん絆が深まっていくのがわかり、嬉しい限りです。
    悩むキツネとは対照的に、無邪気に冬を楽しむオオカミの姿も本当に楽しそうで、いいコンビだな〜と思いました(^o^)♪

    毎回、ミミズクじいさんのつぶやきにも共感していますが、
    今回のつぶやきを見て、ミミズクじいさんの会いたい「あいつ」のことをいろいろ想像してみたりしました(^^)。

    会いたいと思うともだちがいるって幸せです。

    このシリーズは、どのお話も本当に素敵で家族全員大好きです。
    今回も、裏表紙も楽しくて笑っちゃいました(^^)♪

    投稿日:2012/06/23

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  • 苦手な人を好きになる

    キツネさんはヘビが苦手。
    それでも気になって仕方がありません。
    キツネさんのすごいところは、苦手なヘビさんと友だちになろうとするところ。
    動物にとっては、とても異質な生き物ですが、冬眠から覚めた時、本当の友だちになることができました。
    いつもは一緒ではない友だちを気に掛けること、その友だちと親しくなること、さりげないことだけど、とても難しいことを語ってくれました。

    投稿日:2012/06/12

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  • 友達って・・

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳

    「友達って何??」そんなことを考えさせてくれるお話しです。

    冬眠する友達にあいさつをするキツネくんとオオカミさん。

    でもキツネくんには、どうしてもあいさつできない仲間が居ました。

    キツネくんのこの迷い、わかります。
    「あいつはともだちなのかな〜?」
    こんな風に思ってしまったら、あいさつもできなくなっちゃいますよね。

    どうしたらいいのかわからない。

    でも、こういう気持ち大切ですよね。

    今の子達は、こういう迷いがないんじゃないかな?
    気が知れた、自分の好きな友達だけで良い!
    そんな風に思っている子供が多いように思います。
    それに相手の気持ちも考えようとしない子も。

    キツネくんのように相手のことを一杯考えて、
    一杯悩んで、友達関係を作る子が増えると良いですよね。

    こういう本をもっともっと学校で読んで欲しいです。

    投稿日:2008/10/02

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