チュウチュウ通りシリーズ3作目。今度は子だくさんのお母さんが主役です。どれだけ子だくさんかというと、、、
マフィー、フラッフィー、バフィ−、スクラフィー、ティリー、ミリー、ビリー、リリー、カジラー、、、、(省略) まだまだ続きます。さすがねずみ一家ですよね。
そんなお母さんが欲しいものはやっぱり”長期休暇”
「1週間、誰もいない島でひとりでのんびりすること」でした。
夏休みの懸賞をめざし、まずーーい”チーズ、ホイホイ”を50箱食べる計画をします。そして家族だけではなくチューチュー通りのネズミたちまでが「フィーフィーの為の夏休み計画」を応援し協力してくれるのです。
(今後主役になるねずみたちに出会えるのもうれしいです)
このまま1等賞で幸せな夏休みを獲得するのかと思っていたら、、、、
いえいえ、なんと2等賞。トラックで大量に運ばれてきたものは、なんと!、、、
嫌な予感が命中でした。お母さんは気絶してしまいます。
しかし、残酷な運命もやさしい家族と近所の仲間が最高のプレゼントに変えてくれます。みんなの真心のこもった贈り物。フィーフィーもやっとのんびりできました。
フィーフィーよかったね、と読みながらも「一人でのんびりする日々はやっぱり家族が心配になって続けられないのでは?」と日本人的な考えで読んでいたのですが、ここは海外の絵本。一人の休暇をしっかり満喫していましたね。笑)