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ライフタイム いきものたちの一生と数字」 10歳のお子さんに読んだ みんなの声

ライフタイム いきものたちの一生と数字 文:ローラ M.シェーファー
絵:クリストファー・サイラス・ニール
訳:福岡 伸一
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,650
発行日:2015年06月05日
ISBN:9784591145401
評価スコア 4.77
評価ランキング 660
みんなの声 総数 60
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10歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • ライフタイム、生き物の一生を調べて分かった数字が色々と描かれています。
    様々な動物が出てくるので理科のようでもあり、数を数えるので算数のようでもあり、図鑑のようでもあり、それでいて小さい子にも楽しく読み聞かせられる絵本です。
    挿絵も、とてもカラフルでスッキリしていて美しい。素敵です。

    出てくる順番も、1→10→20→30・・と次第に大きな数になり、最初は楽に数えられた数も、だんだん大変に。
    550個のワニのたまご、900本の花、タツノオトシゴはなんと1000匹!
    数えるのは勿論、この絵を描くのもさぞかし大変だったことでしょう。

    巻末には作品に出てきた生き物たちの詳しい解説が載っています。
    これを読めばちょっとした動物博士になれそうですね(^^)

    そして、訳者福岡伸一さんのあとがきも、とても興味深かったです。
    「弱肉強食」という言葉はあるけれど、本当は食物連鎖、生き物同士は互いに繋がっていて、ぐるぐる回っている。そこに強い弱いはないのだ、と。
    生き物が生涯に産む子ども(卵)の数も、その生態によって違いがあることも分かりました。

    こうしてみると、生き物たちの色々な数字は必然的なものであり、様々な因果関係によって決まったもののように感じます。
    自分の周りの色々な数字について、もっと興味が湧いてきました。
    生き物のこと、数字のこと、楽しく学べる1冊です。

    投稿日:2015/11/18

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  • 本当かな〜 → 納得

    出てくる数字に疑問を感じたのですが、最後の説明を読んで納得しました。
    念入りな観察と、動物たちの平均寿命で計算すると、概算でみごとに切りのよい数字になるのですね。
    日ごろ知っている動物たちでも、こんなに丁寧に観察することも、計算することもない自分たちに、科学の視点を教えてくれていると思いました。
    探求していくと、身の回りにも意外な自由研究の課題が見つかるかもしれない。
    夏休みの前の読み聞かせに使いたいと思います。

    投稿日:2015/11/02

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