図書館で見つけて借りてきました。
先日上の子が「金のがちょう」の話を下の子にしていて、そういえば、下の子には、この話のお話をしてあげたことがなかったな〜と、思ったもので…。
画がイギリスのレズリー・ブルックという方で、かなり写実的なイラストでした。
お話は有名なものも含めて4話のっていて、
「金のがちょう」
「三びきのくま」
「三びきのこぶた」
「親ゆびトム」です。邦訳は巨匠:瀬田貞二さんと松瀬七織さんというかたで、とても読みやすかったです。
で、未だかつて、こんなに年のいった金のがちょうの主人公の絵は初めて見ましたし、
(たぶん、イギリス人と日本人との見た目の年齢の感覚だと思いますが、少なくとも、日本人がイラストを付けたものはもっと若い、少年のような男の子の場合が多かったと、思います。)
くま達の話はともかく、こんなまんま「ぶた」にしか見えない三びきのぶたたちが、実に人間みたいに家に住んだり、とんちを聞かせて、
狼をやっつけたりするのには、ちょっとびっくりしました。
下の子の反応は「ふ〜ん」くらいなものでしたが、これで、有名どころの昔話は抑えられたかな?
「親ゆびトム」の話は、もっと端折ったようなのなら読んだことがありますが、アーサー王が出てくるのは、初めて知りました。こういうバージョンもあったんですね〜。
面白かったです!