大好きな強くて優しい近所のお兄ちゃん(いっちゃん)が小学生になって、「おれ、いちねんせいになったから きよしちゃんと つきあえない」と言われ、ウルトラマンの人形をもらった泣き虫きよしちゃん。
園児と小学生の隔たりに、どんなに狼狽えたことでしょう。
めそめそしながらお母さんに話したら、「……いっちゃんみたいに つよい こに ならなくちゃ」と励まされても、楽しかった思い出がよみがえってきて、…。
そんな時、きよしちゃんに“男”として立ち上がる時がきた!
いっちゃんの(ずっと よわむしじゃだめ!)っていう声を思い出し、その声に背中を押され、きよしちゃんは、…。
「やったね、きよしちゃん。」と声をかけてあげたくなりました。
ウルトラマンがいい役回りでした。
グッときました。
きよしちゃんが小学校にはいったら、きっといっちゃんは、たくましくなったきよしちゃんに声をかけてくれるでしょう。