主人公の女の子なつみちゃんは、おじいちゃんが旅行から帰ってくるのが嬉しくてたまりません。
だから、当番のことを忘れたまま、学校から帰ってしまいました。
当番とは、毎週金曜日の野菜の水やりです。
大好きなおじいちゃんが帰るからと、当番を忘れて帰ったなつみちゃん。
ところが、おじいちゃんの顔を見た瞬間に思い出してしまいました。
そうなったらもう、楽しめません。
野菜たちのことが頭から離れず、沈んだままです。
それを見たおじいいちゃんは……。
水やりに行くべきか行かざるべきか。
揺れ動くなつみちゃんの心に、おじいちゃんの言葉が優しく響きます。
さあ、なつみちゃんは水やりに行ったでしょうか?
それとも、行かなかったでしょうか?
誰にでも起こりうる出来事なので、誰にでもお勧めだと思います。