ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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人と人とが分かり合えるのは言葉が通じ合うからこそと思う。でも言葉で話さなくても気持ちは通じることもある。”ヴェヴァラサナ”はアフリカ・ナミビア地域で20万人が使っているヘレロ語で、「遠く離れていても気持ちはいつも通じ合っている。今は隣にいないけれど、それでも感じる。分かる」という意味だ。どんな国のどんな人でも、そういう気持ちがあることを知ってとてもうれしくなった。 もう一つ気に入った言葉は「ビジン」。ロシア・アムール川下流地域に住むウルチャ人のうち、今ではたった100人ほどが話す「ウルチャ語」で、「やりたいようにやらせておきなよ。なにごとも、あるがままに。無理に変えようとしないで。」といういみだって。そんなふうにゆったりと生きていきたいなあ、子育ても、人間関係も。 いつもそばに置いて、時々開いてみたくなる、小さくて可愛い1冊。
投稿日:2017/11/30
同じシリーズの『翻訳できない世界のことば』や『誰も知らない世界のことわざ』がとても素敵だったので、こちらも読みたくなりました。 こちらは、話す人が少なくなったために、なくなりそうな言葉を世界中からセレクト。 知らないことばばかりでしたが、素敵なイラストと共にじっくりと味わいました。 読み進めていくと、どんどん話す人が少なくなったことばになっていきます。アイヌ語などは、本当に、もう何人も話なくなっているんですね。なんとも切ない気持ちになりました。 言葉は大切にしないといけないなと思わせてくれる本でした。
投稿日:2019/12/07
「ツウォホ」もはやうまく発音すらできない!声に出して読んでみると何だか、可笑しくて、楽しい音が連なっています。ツィムシアン語で、寝る前におやつを食べるという言葉らしいのですが、ツィムシアンの人は太らないの?とか、寝る前にどんなおやつを食べているんだろう?とか、知らない民族の暮しや生活なんか色々想像してしまいます。話す人がどんどん居なくなっていく「小さな言葉」から、今まで知らなかった言葉やその言葉を話す人たちのこと想像し、感じることができる余白をたくさん含んだ、絵本なのです。世界はまだまだ知らないことだらけなのです。
投稿日:2017/12/01
「ボロソコモダップ」「チョウグミァートゥ」等、普段聞きなれない言葉なので、子供と一緒に発音すると喜びそう。 世界には、こんなにたくさんの少数言語があるけれども、実はなくなっちゃうかもしれない危機にあること、 子供がそのことについて考えるきっかけをくれる本だと感じました。 是非親子で一緒に読みたい一冊に推薦します!!
投稿日:2017/11/29
「世界を旅するイラストブック」シリーズは本屋で目にしたことがありました。 イラストがとても美しく、ミステリアスな雰囲気に惹かれていました。 この「なくなりそうな世界のことば」は、世界中の少数言語を集めた イラストブックになっています。 普段の生活では触れることの無い言語が、世界中にこんなに存在することを知りました。 忙しい生活の中にいると自然と目線が狭まってきてしまいますが、遠い国の未知の言語を目にすることで広い世界に心を馳せることができます。 ちょっとしたショートトリップ気分を味わえるかも?
言葉にはそれを使う人たちの文化が色濃く表れるものだと、改めて感じました。日本の文化からは、恐らくこの言葉は生まれないだろうという言葉ばかりですが、まだまだ知らない世界がたくさんあるなと思います。どれも初めて聞く言葉なのに、その言葉が生まれた遠い南国の島や寒い国の風景が浮かび、言葉の持つ色や温度を感じられて、少し世界が近くなったような気がします。紹介されている言語の話者が現在まだ数万人いる、というものもあれば、すでに話者0人という言語もあります。こんなに美しい言葉が世界にはたくさんあって、いつの間にか消えていってしまうと思うと、せめてこういう言葉があったということは覚えておきたい。きっと自分では一生使うことはないかもしれないけれど、世界中のどこかでこの言葉を使っている人がいると思うと、それだけで世界と友達になれたようで心がじんわり温かくなります。子供から大人まで多くの人に伝えていきたい宝物のような一冊です。
ページの最初から最後に向かって、話者の数がどんどん減っていきます。 それがとっても感傷を誘います。 数ある言葉の中で印象に残ったのは、ドム語の「グイカ」。 電話での通話を、風の言葉という意味の「グイカ」と言うなんて、本当に素敵。 この言葉だけでなく、1つ1つの言葉にはっとさせられる意味があったりして、言葉の持つ力に改めて気が付きました。 日本の北海道で話者5人!と言われるアイヌ語の言葉も載っています。 気づきの多いこの絵本、大人へのプレゼントにぴったりだと思いますよ。
この本には、50の少数言語それぞれからひとつの単語とその意味が挙げられている。 日本語では一語で表現するのが難しい語ばかりだ。 なぜそのような単語が生み出されたのかを想像しながらページを開く度、「なくなりそうな」言語が生き生きと話されているのが聞こえてくるようである。 いつか幸運にも少数言語を話す人に出会えたら、そっとこの本の単語を言ってその人を驚かせ、笑顔にしてみたい。
出版されて以来とてもすきなシリーズで、よく友人への贈り物としてセレクトしています。待望の今作のイラストを描かれているのは以前からファンである西淑さん!どの国にも馴染むすてきなイラストと書き文字に想像力をかきたてられます。響きだけで気に入ってしまうことばや、長い呪文のようで声に出してたらつっかえてしまうようなことばもありおもしろい。ますはじっくりひとりで楽しみたいです。一見、大人向けのような印象を持たれるかもしれませんが、実は世代を問わない本だと思います。なぜなら、この本に出てくるのはおそらく普段なかなか耳にすることがないであろう(?)ことばばかりだから。こどもたちも、おじいちゃんも、おばあちゃんもまだまだ知らないことばに出会えるわくわく感を一緒に楽しむことができると思います。
まず世界中の遠い国の言葉の話しで あると同時に、身近な私達の周りの言葉でも同じ事が起こっていると感じた。 最大公約数である標準語が最小公約数である方言を呑みこみつつある、という危機感は日々、日本語を使う中で実は多くの人が薄々気づいていると思う。方言には、その土地で大事にされてきたもの、必要とされてきたものが詰まっていて、だからこそ標準語では伝えきれない細かなニュアンスの違いを的確に言い表わしていると思う。私の体験を挙げるなら、両親の故郷では海の風が肌に当たるベタつき感を「じたじたする」 という。この言葉にぴったり当てはまる標準語は無い。方言は その土地の文化そのものである。 利便性が高く共通語になる言語を重んじるのも大切だが、少数派の言語も丁寧に扱っていく事が、結局は心豊かになり、ひいては他民族との違いを受け入れられる事にも繋がると思った。 わかり易く見ているだけで心和むイラストに囲まれながら、実は奥の深い一冊である。
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