「おたすけトミー でばんだよ！」 大人が読んだ みんなの声

誰でも自分に出来ることとそうでないことはあると思います。すべて完璧な人なんていないのが当たり前だと思います。この絵本は人を助ける気持ちの素敵さ、そしてその気持ちと共に自分に出来ることと出来ないことを知り、自分に出来ることをしてあげればいいんだよ、と教えてくれる素敵な1冊だと思いました。

困っている人を助けようとするこだぬきトミーですが、なかなかうまいようにいきません。
逆に、助けられてばかり。。
人にも動物にも、それぞれ得意不得意なことがあって、お互いに助け合うことの素晴らしさを教えてくれています。
何かと人と比べて落ち込むことがあったりしますが、必ず自分にしか出来ないようなことがあったりするものです。そんな得意なことを自分で認識して、活かせるといいなぁ。子どもたちにも見つけてもらえたらなと思いました。

愛きょうのある顔つきでこころがゆれました。

こだぬきなのにすることがすごいですね。
自分の特長をよくつかんでいるから、風船を
とってあげたり、ぼうしをひろったりと
大活躍ですね。

さいごはやっぱりあれですね。
「いいってことよ」決まり台詞だ。

全ページ試し読みで読みました。

本好きのこだぬきのトミーは、絵本に出てくるオオカミのヒーロー

に憧れて、自分誰かの役にたちたいと思っています。

でも、良いことはするのですが、失敗して、ピョンタおにいさん・カ

バコちゃん・パオスケくんに助けられて、

「ありがとう」っていうと、

「いいってことよ」と、かっこよく去っていきます。

トミーが、この台詞がかっこよくて、憧れていたのです。

でも、最後には、トミーもあこがれの

「いいってことよ」と、言えてよかったです。

誰かの役に立ちたいと行動するのがかっこよかったです。

この絵本の主人公は、トミーという名のこだぬきくん。
本を読むのが大好きで、中でも「いっぴきオオカミ」という絵本が大好きです。
このオオカミは、困っている人がいればささっと助けて、
「ありがとう」
と言われれば、
「いいってことよ」
と答えて去って行くのです。
そんなオオカミに憧れて、トミーはいろんな動物を助けようとするのですが……。
それぞれがそれぞれの得意なことで助ければいいんだということを、教えてくれる絵本です。

全ページ、お試し読みで読みました。
いしいひろしさんの絵本は、
やわらかなタッチの絵と、
微笑ましい内容で、どのお話も魅力的です。
今回はかわいいこだぬきくんが主人公でした。
少年時代って、かっこいいヒーローに憧れますよね。
トミーくんも、本から出発したけれど
出会ったのは、すてきな、温かい方たちでした。
トミーくんもかっこいいヒーローです！