しりたがりやの ちいいさなスズキのこども「スイスイ」このお話の主人公です
魚たちの世界から見たら 二本足のニンゲンというやつは オバケガエルに見えるのですね
好奇心からスイスイはニンゲンのトーマスという男の子に釣り上げられて水槽に入れられてしまうのです
仲間の魚たちは心配して 探しに行き 魔女がエルに足をつけてもらって 丘にあがり探しに行くのですこの姿が おもしろくもあり かわいくもあるのです
「やさしくて りっぱな ニンゲンガエルさん どうかろうやからスイスイを出してやってください」
この話は 魚の立場から書かれていて やはり だいじな仲間がいなくなるとみんなしんぱいするんだな〜
なんだか 人間だけではないのですね
仲間意識は魚たちにも健在なんだと 微笑ましくなりました
トーマスは優しい男の子だから スイスイを水に返してあげるのですが・・・・
魚たちが水の中で嬉しそうにしているのをながめて 良かったと思うのでしょうね
人間は 魚をたべています
昨日は 大きなたらのさかなを 友達がさばいてました 頭に包丁をすると赤い血がながれます。
命をいただく
結局私が鱈をもらって ムニエルにしていただきましたが・・・
おいしくて 「ありがとう いのちをいただきました」
魚から見た人間は「二本の足で 乾いたところをあるく ニンゲンガエルなんて どいつも こいつも かわいそうなもんだ!
こう締めくくられています
立場が変わると ものの見方がかわるんだな〜