ナビで感想を書いていらっしゃる方が9人もいて、びっくりしました。
この絵本、初めて発行されたのが昭和54年8月とあります。
今からざっと30年前に出されているんですね。
私は先日読んだ「せかいいちのはなし」があんまり印象的でよかったので、同じ作者の北さんの作品を読みたくて、探してきたのですが、他の方のこの本に出会ったきっかけはなんだったんでしょう?
題名には「なんげえはなしっこ」と、ありますが、
中身は(たぶん津軽地方に昔から語り継がれている民話か何か)短いお話が7編とても簡単にまとめられて入っています。
このお話の内容が、どれも長いので、「なんげえはなしいこ」になっている訳です。
太田大八さんのイラストも、すごく絵本にあっていて、イメージが膨らみました。
他の方々も感想で書いてますが、この津軽弁の語り口調がなんともいい感じで、お話そのものの味わいがしっとり流れ込んでくるような気分になりました。
お薦めです。子ども達に紹介するなら、高学年以上からかな?絵本やお話になれている子ども達の方が、この絵本の面白みを肌で感じられると思います。