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モモちゃんとアカネちゃんの本(3) モモちゃんとアカネちゃん」 大人が読んだ みんなの声

モモちゃんとアカネちゃんの本(3) モモちゃんとアカネちゃん 作:松谷 みよ子
絵:菊池 貞雄
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1974年06月
ISBN:9784061192331
評価スコア 4.88
評価ランキング 27
みんなの声 総数 16
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  • 幸せと悲しさ

    モモちゃんに妹ができました。妹のアカネちゃんを交えての成長が生き生きと描かれていて、また動物たちだけでなくくつしたもキャラクターとして参加していて、その部分はとてもほのぼのとした物語です。
    でも、親の離婚と転居、死に神の登場と、表舞台の陰で、もう一つの物語が進行していることを見てしまうと、単純な児童書ではないものを感じます。
    ほとんど登場しない父親はどの様な人間なのでしょうか。
    シリーズの続編が気にかかります。

    投稿日:2020/04/28

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  • 自伝もお勧めです

    • ピッピさん
    • 20代
    • その他の方
    • 北海道

    小学校4年生のころにはじめて読み、「離婚」というものを子供なりに理解するきっかけになった本です。
    大人になり、著者の実体験が反映されていたり、ご自身のお子さんに頼まれて離婚について書いたのだと知り、驚きました。
    「歩く木」や「金色のヤドリギ」など、パパとママの間には、さまざまな問題があったことを案じさせる表現ですが、子どもたちにとってはかけがえのない親だから、このような表現をしたのかな…。と感じます。
    続編では、パパが「オオカミ」の姿でやってくるというのも、切ないです。
    松谷みよ子さんの書かれた『小説・捨てていく話』や、『自伝 じょうちゃん』もあわせて読むと、理解が深まると思います。

    投稿日:2014/12/07

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