全ページ立ち読みで読まさせて頂きました。
残念ながら、息子はこの絵本を読んで育ってはいません。
でも、1歳代の子に歯磨きを嫌がらずに親しみを持たせるのに
本当に適している本だなぁと思いました。
もうかれこれ20年以上前の話になりますが、当時は大学生で、
専門とは別の保育士の国家資格試験を受けていました。
その時の実技の試験に、急に歯ブラシとコップを渡されて、
これで何かやってくださいと言われました。
独学での受験だったので、あまりの唐突な問題に面食らい、
何も出来なかったことを、この話を読んで思い出しました。
このキヨノ作戦、いいですよね。
「イイイのイーして、はみがき はーみー しゅこしゅこ しゅっしゅ」
↑ これをやったら、一発で実技の科目は受かっただろうなぁ。
それにしても、
ノンタン! 歯磨き粉を握り締めたまま、力をいれちゃ駄目でしょう!
どんどん中味がでてきちゃうよ〜。
うさぎさん達はとりあえずはOKだけれど、
たぬきさん! いくらなんでも出しすぎでしょう!
それから、ぶたさん! その歯磨き粉の形は、こども、大ウケですよ!
そして、一番優秀なのは、くまさんですね。
そんなちょっとした仕掛けにも、キヨノさんの歯磨きを楽しませよう
とする気持ちがとても伝わってきました。
歯磨きをし始めたお子さんにお薦めです。是非読んでみて下さい。