泣くということをじっくりと考えてみる良い機会です。
長新太さんの癒されるイラストだからと、ちょっとユニークさもあるお話かと思ってページをめくったら大間違い。
とてもスケールの大きなテーマが投げかけられてきました。
色んな涙がありますが、どんな涙を流すことも、間違いではないんだということを感じさせてくれます。
大人は泣かない・・・
子どもにはそう見えてましたね。私もそうでした。父や母は泣かないと思っていました。
でも実際に自分が親になってわかります。
絵本に登場するお母さんと同じです。ホッとして布団に入った時につつーと流れる涙、子どもには泣いてないよと言ってしまうのは自分も一緒。
悲しい涙を流すこともあるけれど、悔しい涙の後に流す嬉しい涙はとても気持ちが良いものです。
内容的には小学生にぴったりかもしれません。