クリスマスシーズンになると、
子どもたちに読んで聞かせる絵本のうちの一冊。
でも、子どもたちのために、というよりは
わたしの、普段の母業の、反省の気持ちを込めて
自分のために、
自分の気持ちを、リセットするために、
この本を読むのかもしれません。
「ぼく」は、クリスマスイブの夜
自分のところにはサンタさんが来ないかもしれないと
心配しています。
たくさん叱られて、自分は悪い子だからって。
そして、
お母さんに抱っこされるよるくまをみて、
よるくまは まだちいさいから
たくさん抱っこしてもらえていいなって
言うのです。
私の子どもたちも
こんな風に思っているだろうか。
イライラをつのらせて、声を限りに怒鳴ってしまったり
ひどい言葉をかけてしまったり。
傷ついたかな…。
4人兄弟で
それぞれ、いつも、十分には甘えられなくて
もっと抱っこしてもらいたいなって
さみしく思っているだろうか。
みんな、いい子だよ。
お母さんはみんなのこと、大切に思っているよ。
たくさん甘えさせてあげられなくて、ごめんね。
そう、かみしめながら、読んでいます。