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田んぼの一年」 大人が読んだ みんなの声

田んぼの一年 作:向田 智也
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年03月24日
ISBN:9784097265092
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,970
みんなの声 総数 12
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7件見つかりました

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  • 子供のころ欲しかったかも

    子供のころ学校から田植えの実習をしに田んぼに行ったことがありますが、そこころこの絵本があったらよかったな、と思いました。田んぼに関する絵本って、まずあるなんて思っていませんでしたが、あるんですね。ビックリしました。この1冊で田んぼに関することがしっかり学べると思います。分かりやすくまとめられているので、子供たちにぜひ見てもらいたい1冊だと思います。

    投稿日:2024/09/27

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  • まるで記録映画のような面白い作りでした

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    作者の向田さんはNPO法人鎌倉広町の森市民協議会理事でもあり、日本ならではの四季折々・自然にかかわる出来事を絵本にしたりしている方だそうです。

    この絵本はタイトルのまんま田んぼのいちねんの様子を描いた作品ですが、記録映画みたいな作りで、一台のカメラがずっと一つの場所から主役である田んぼを見ているという面白い作りになっています。

    1月から始まって、月が替わるごとに周りの風景や人々の動き、飛んでくる鳥や虫なども変化していきます。
    それをとても上手に画面に収めてくれていて、
    例えば3月なら、春に咲き始める花や飛んでくる蝶にスポットを当ててその名称なども記載してくれていますし、
    10月なら刈り取られた田んぼの周りにやってくる色々なトンボが描かれていました。
    そのスポットの当て方が見事で、「あぁ!」と、納得できるその月ならではの自然界のモノたちが描かれていました。
    それ以外にも田んぼの周りで生活している人、通り過ぎる人たちの様子も各月で違いがあって、1年間よく観察されたのだなぁと、思いました。

    本文のところに文字は比較的少なめで最後に、細かい解説も載っているので、本文のところだけを読み聞かせで読むというのも出来そうです。
    「もっと詳しく知りたい人は、後ろの解説を読んでね」といえば興味のある子は手を出してくれると思います。
    また、ブックトークなどで、テーマにあった月のページを紹介するのもいいかもしれません。
    とっても素敵な絵本でした。

    投稿日:2017/01/28

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  • 随分丁寧に作られた作品だなと思いました。
    作者の向田智也さんは、NPO法人鎌倉広町の森市民協議会で、田んぼや畑、森での作業を通じて里地里山を復元する活動をされている方だと知り納得です。

    息子の通っていた小学校では、5年生の時にバケツ稲を育てる授業がありました。
    この作品を読んで、各教室に1冊あったら、素晴らしい副教材になると思いました。

    お米がどのようにして育つかは、知ることができても、実際の農作業の内容、時期、田んぼとそのまわりに棲む生き物たちの様子は、やはり田んぼとともに生活している方にしかわからないと思います。

    定点観察による農事歴ばかりではなく、巻末のたくさんのおまけも読みごたえがあり、この作品を通して知ることができることがたくさんあります。

    また、子供たちが今後、自然に向き合う姿勢が変わってくるような、命の大きなつながりを見つめなおせます。

    投稿日:2015/10/02

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  • 田んぼの周りの様子

    全頁試し読みで読みました。1月から12月まで、田んぼの仕事と田んぼの周りの様子がぎっしりと詰まっていて生き物辞典のような、風景にもほっと出来ます。残念なことにあまりにも余白も残さずにぎっしりと絵も文字もなので小さくてなかなか読みづらかったのが心残りなので、手元に置いて再度読みたいと思いました。私の住んでいるところは、今田んぼは黄金に輝いて収穫を待つばかりがほとんどです。保育園児が稲作体験をしている田んぼがいつも気になって通ってます。

    投稿日:2015/09/15

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  • お父さん、お茶、入ったよー!

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     娘が通う高校には、田んぼがありました。
    年間を通じ、地域の農家の指導を受けながら自分たちで田んぼを育て、
    稲を育て、米をつくって、そのいのちをいただくという創造の授業でした。
    田んぼには、ふしぎなことがいっぱいありました。
    この絵本には、そのきっかけになる内容が、ぎっしり詰まっています。
    まるで百科事典のように詳しく、机の友には最適でしょう。

     それだけに、突然の雷雨やら長雨、あるいは日照り続きなど、
    お天道様の気まぐれとか、のんびりでゆったりだけど強かなお百姓さんの、
    まぁ、お茶にするかーとか、不意のため息や息抜きが欲しくなりました。
    欲張りは、いけないですかね?

     お百姓さんに、感謝。

    投稿日:2015/09/05

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  • 素敵な絵本!

    普段毎日のように口にしているお米。
    お米自体はこんなに身近なモノなのに,田んぼを丸々1年を通して見ることはなかなか経験できないので,とても魅力的な絵本でした!
    田んぼのまわりにいる鳥や虫や草花や魚たちがたくさん描かれていて図鑑的要素もあり,また四季を感じる絵が1月〜12月まで見開きで描かれていて,本当に見応えあしました。
    子供にも見せてあげたい!知ってほしい!と思うと同時に,大人もほしくなってしまう素敵な絵本でした!!

    投稿日:2015/03/12

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  • 大切にいただかなくては

    田んぼの1年。

    最初に開いたのが2月のページだったので、
    同様に1月から12月までがイラストで描かれているのかなと思ったら、
    冬のあいだはお休みなのですね。

    何月に、どんなことをするのか。

    毎日食べているお米なのに、
    お米が主食の日本に暮らしているのに、
    知らないことだらけでした。

    こういう大切なことこそ、教科書に載せてほしい。
    この絵本を読まなければ、知らないままでした。


    田んぼの仕事カレンダー、お米の1年、田んぼの言葉辞典、
    それから、生き物インデックスまで!!

    田んぼの知識は、この絵本一冊で 沢山得ることが出来ると思います。

    お米はこうして出来るんだと分かると、
    大切にいただかなくてはという気持ちが大きくなります。

    投稿日:2013/11/30

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