ぼくの嫌な物、いなくなればいいと思う物を吸い込んでくれる魔法の箱を手に入れる。はじめはどんどん消えてなくなっていい気分になっていたけど、気がつくとぼく一人ぼっちになってしまっている。ごはんもなんだか美味しくないし、TVを自由に見れたって面白くない。結局自分も魔法の箱に吸い込まれていらないと思ってたはずの人や物にまた出会える。
ドラえもんにも似た話がある。自分はわるくないのに、何故怒られる?隣は何故うるさい?僕はちっとも悪くないのに!と自分の主張ばかりしてしまう。人との付き合いは相手も認めて自分も認めてもらい成り立っていると思う。嫌だから消してしまう。今の時代の少年犯罪と少し重なって思えて怖い気もする。