この本の紹介ページで、作者の方が私は木の翻訳者になったのだ。とおっしゃっていましたが、その通りです。
本の1ページ1ページから、まるで屋久杉が私たちに話しかけてるような気迫が感じられました。屋久杉の強い生命力が見事に表現されています。
今は大きな屋久杉も、昔はコケにおおわれた一粒の種から始まったかと思うと本当に不思議ですね。それから1000年の時を重ねるとあのような姿になるのです。自然の神秘を改めて感じました。
自分の楽しみとしても読みたいですし、屋久杉の写真とともに、子供たちにぜひ紹介したい一冊です。