小4の娘は、学校の図書館で、まだ「せんそう」に関する
本を借りたことがありません。怖いのだそうです。
なので、私が地元の図書館で勝手に借りてきました(鬼!)。
怖いかもしれないけどね、どんなことが起こったのか、少し
ずつでも知っていくべきだと思ったのです。
この本は中脇初枝さんの『世界の果てのこどもたち』と
似た感じの物語だなあと思いました。あの本ほどヘヴィに
感じられないのは、やはり「怖い」と思うであろう子ども
向けに書かれているせいでしょうか。
えっちゃんは、つらい思いをしましたが、たくましく
生きてもいます。それが救いでした。
娘にどんなところが印象に残ったか聞いたら「お友達が
死んじゃったところが悲しかった」と言っていました。