二見開きめの滑り台の上からのアングルに、ブービーが足をすくませるのもわかる眺めと納得します。
ブービーは、滑り台で滑るのが、怖いんです。
せっかくのぼった階段を降りることになるのです。後ろ向きで。
同じような経験のある子は、結構いると思います。
ブービーを励ますカラスとネコの滑るようすに爆笑です。
お母さんの料理するまな板の上の具材がお鍋に入る様子さえ、滑り台を連想してしまうブービー。
お母さんに、滑り台を滑れないことを言うと、・・・・・・。
うちもやりましたねぇ〜、この滑り台。
一回覚えたら、何回も滑っていました。
実際の滑り台も、怖さを覚える前に、滑り台デビューしてしまったので、問題はありませんでした。
が、自転車の補助輪を外しての練習は、くじけそうでした。
乗りたいのに、上手くいかないし、痛い目にも遭うので、ジレンマでご機嫌が悪かったですね〜。
結局、乗りたい気持ちが、痛いのはいや!という気持ちに勝って、べそをかきかき集中特訓の末乗れるようになりました。
この後の、世界を手に入れたような、自身に満ちた顔は忘れられません。
こうやって、自分で大小問題を解決して、大きくなっていくんだな〜って眺めていたことを思い出します。
ブービーに共感し、応援してくれる小さい読者さんは、多いのではないでしょうか。