新年早々、息子が夢中です。
人類誕生のもっと前、数千万年から一億年以上も前に、海底で死んだ貝やアンモナイトのまわりに泥や海の中の特別な成分がくっつき、丸い球になりました。
球は、長い年月をかけて大きくなりました。やがて…
「ドラゴンの卵」とよばれる見事な球形の石・石・石の写真に見とれてしまいました。
真っ二つに切った断面も美しい。
一つとして同じものがない面白さ。
自然の力、まさに神のなせる業です。
もう一種類の「雷の卵(サンダーエッグ)」と呼ばれる石も写真でたくさん紹介されています。
こちらは、でこぼこの外見とは似てもにつかぬ断面。
メノウ、ジャスパー、オパールといった鉱物で色や模様の美しいものは、磨くと美しさと輝きを増しアクセサリーに使われてきたそうです。
私も、これから石をみる目が変わりそうです。
【事務局注:このレビューは、「石の卵」たくさんのふしぎ 2010年1月号 に寄せられたものです。】