悟空は学校ではお友達に遊んでもらえないのです。
嫌われていると思い込んで
誰もいないところに行きたいと月に行きます。
そこでうさぎのヘイヘイに会い
悟空が持っている
「ちから」 「どきょう」 「如意棒」をうさぎの 「いいこ」と
交換します。
そして力がなくどきょうもないビビりな悟空になって学校に帰ってくるのです。
そこへ「ちから」と「どきょう」と「如意棒」をもって激しく暴れる
ヘイヘイも学校に来るのです。
そして怖くって逃げまどいます。
自分はわるいことはしていないと思って疑わなかった悟空は
自分のように如意棒を振り回して動き回るヘイヘイを
目の当たりにして「怖い」と感じることができるのです。
相手の気持ちになるということは大人でも相当に難しいのです。
自分と相手の立場を入れ替えてみることが
相手の気持ちになってみることの近道なんですね。
とっても素敵な絵本です