手島圭三郎さんの版画絵本にはいつも圧巻されます。今回は、ふくろうがしまりすを襲うページで、翼を拡げたページがすごいなぁと思いました。
しまりすは、小さいながらに自分に出来るやり方で4年間と言う寿命を精一杯生きるんですね。雪が降っても、冬ごもりができる分にたりないと雪の中からどんぐりを探すことを知り、その健気さに、精一杯生きることがどういうことなのかを考えさせられました。また、トイレも自分の穴の横に作ると言うところが驚きました。
春になって、あと3年間、こうやって常に一生懸命生きて行くんでしょうね。勉強になりました。