子どもの発達や、発達障がいに関して、関心があり、色々な本を読む機会がありますが、やはり、その特性は一言にアスペルガーと言ってもひとくくりに出来ず、その子に応じた支援や困りごと、こだわりなどがあることを感じます。
小学校の支援学級などでも、幼稚園でも、皆と同じ集団行動をする中で、一部だけ活動が苦手であったり偏りがあったりする子は当たり前のようにいます。
なんて自分勝手なんだ!なんて見てしまうと、生きにくくなってしまいます。
決めつけた見方をするのではなく、色んな子がいるんだという事を知ることはとても大切だと思います。
この本は小学生でもわかるように、ルビがふられていますが、内容的には大人も読むべき本です。漫画も交え、わかりやすく書かれているので改めてアスペルガーの特性を知るという意味でもとても役立ちました。
シリーズで他にもいろいろな本が出ているので、読むだけでも価値があると思います。