科学系の絵本は、物語というよりも知識を全面に押し出すものが多い印象ですが、この絵本は違いました。
赤ちゃんかたつむりが生まれ、お腹がペコペコでどんどん食べる。他の虫たちに、たくさん食べているとおうちに入れなくなっちゃうよと言われ、気にしながらも食べるかたつむり。
このストーリーの中に、文章と絵で自然に以下の情報が入ってくるようになっています。
文章で、
@くびの後ろからうんちを出すこと
Aおうちも一緒に大きくなること
絵で、
B食べ物によってうんちの色が違うこと
C葉っぱだけでなく花も食べること
知識を全面に押し出さずに、ストーリーを軸にさらっと出てくるところが、とても良いです。
本当にオススメです!