図書館で、娘が「にゃんやん!」と言いながら持ってきた絵本です。気に入った様子で何度もパラパラめくっていたので借りることにしました。早速寝る前の絵本として読ませていただきました。最初は「にやんにゃん、にゃんにゃん」と猫を見つける度に言っていただけなのですが、次第にじーっ・・・と真剣にお話に耳を傾けるように。風景は淡い色調なのですが、登場する男の子がのっている三輪車は対照的でラスタカラーなのです。広い広い草原と高い空はとても気持ちが良く作者がフランス在住ということなので、納得・・・。そんな広い自然の中、たった一人で遊んでいた男の子が、「あおいねこ」と別れて行くシーン、印象的でした。最後に「あおいねこ」⇒「あおぞらのねこ」と呼び方が変わっていたこともこのお話のポイントです。