「ひとまねこざる」で有名なH.A.レイの作品ですが、何と初版は1942年で、日本では1982年に発行された絵本です。
65年も前の作品なのですが、全く違和感ありません。
但し書を見なければ、新作と言われてもわからないと思えるほどです。
面白いのは、表題です。
原題はELIZABITEで、噛むのbiteを考えガブリエリザとした今江 祥智さんのセンスには脱帽です。
こんな和訳なら大歓迎。
お話は、食虫植物のガブリエリザちゃんの驚くべき生体を中心に描いていて大暴れするのですが、終の棲家が動物園になってハッピーエンドで終わります。
この暴れん坊ぶりが、楽しくて小学校1年の次男も十分に楽しめたようです。
幼稚園ぐらいから楽しめる絵本でオススメです。