我が家では久しぶりの大ヒット作になりました。年長の息子は忍者が大好き。『仮面の忍者 赤影』のDVDにかじりついています。忍者の絵本が読みたい、と言うのですが、漫画は数々あれど、なかなか絵本はありません。柴田錬三郎や山田風太郎はオトナ向けだし、吉川英治も小学校高学年からでしょうか。探しまくった挙句、この本に行きつきました。いろいろな忍術が紹介されているし、「かまち」「からかみ」といった言葉も出てくるし、「せっしゃは……でござる」の口調がそれらしくて大うけです。絵も物語に負けない迫力があって良いです。ちなみに最近、私はわらじの編み方を習ってきました。息子は「地下足袋がほしい」そうです。