登場するのは魔女や、ゆうれい、ドラキュラなど
怖いものばかりなのに、読んでいてうっとりしてしてしまいます。
怖いものにはつい目がいってしまう・・というのもありますが
絵が雰囲気あってとっても素敵なのです。
言葉も詩のようにリズムがあって、さすが金原さん!と
思いました(原文は韻でも踏んでいるのでしょうか)。
このなんともいえない人を引きずり込んでしまう魔力に
娘も飲まれたのか、怖いとも言わずにじっと聞いて
おりました。おばけが出てくるようなのは、ついおしゃべり
になったりして「怖さをごまかそうとする」のに。
でもやっぱり最後の「さあどうぞ」は嫌みたいです(笑)。
くれるって言ってるよ、と言っても「違う違う!ママにだよ!」
と言い張る娘(笑)。