『One Witch』が原題。
私は正直、お化け、幽霊の類は苦手なのですが、数の絵本ということで、
恐る恐る読みました。
魔女が、おどろおどろしい知人たちから材料を分けてもらい、
シチューを作るストーリー。
それらが順々に増えたり減ったりする数字を交えて展開していくのです。
金原さんの訳文はリズミカルでスタイリッシュ。
音読するとよくわかり、さすがだなあ、と思いました。
魔女の服装はもちろんのこと、知人たちのラインナップはすごいです。
描かれた知人たちの細部にも、見所はたっぷりありますよ。
さらに、分けてもらう品々は、悲鳴もの!
それらを鍋でグツグツ・・・。
ラストは覚悟してお読みください。