表紙の絵がとてもお洒落で、内容も息子の大好きな車と電車のお話ということで迷わず買いました。
題名の通り、赤い車と電車が一緒に走るお話なのですが、電車に乗っている男の人の帽子が風に飛ばされ、その帽子をカラスが拾って、電車が駅についた時に男の人に渡すという文章にはない物語もあったりして、隅々まで楽しみながら読むことができます。
息子もカラスを見つけた時はとても嬉しそうでした。
そして、ページをめくってはカラスを追って見ていました。
絵のタッチが優しくて、独特の雰囲気が素敵です。
とてもお洒落な絵本なので、大人も一緒に楽しめる絵本だと思います。
【事務局注:このレビューは、「あかくんでんしゃとはしる」 ちいさなかがくのとも 2008年1月号刊行 に寄せられたものです。】