4歳の息子と読みました。
このばけたくん、いつもと違ってストーリー仕立てになっています。
対象年齢層が上に広がり、息子にちょうどぴったり。
ばけた君一家がここで明らかになります。
ストーリーに広がりが出て、今後いろいろ話が発展していきそうで、うれしいです。
表紙裏の見開きの、ばけたくんの家の間取り図からは
ばけた家の雰囲気がよく表れています。
玄関から直接居間に行けるのですね。お客さんたちはここを通ったのでしょうか。
いつもの質感のある変身も楽しいですし、
ばけた君のパパがちゃんと料理をしているのも、好感が持てます。
お友だちもかわいいですし、家にいる、いろいろな生き物??(おばけ?)やインテリアなどの細かい設定もおもしろい。
息子は最初、表紙を見て、「あれー、おひげがあるよ!」とビックリしていたようですが、
そのあと、タイトルのあるページにばけた君がクリームのついている泡立て器をみて、「ああ、クリーム食べたんだね」と納得していました。
ストーリーもおもしろかったようで、終始笑っていました。