4歳の娘、9歳の息子と一緒に読みました。
保育園年少の娘が読んでも、
小3の息子が読んでも、
3回目トシオンナの私が読んでも、
非常に興味深く、楽しめる一冊。
特に私たちがびっくりしたのは、
動物たちが産む、孵す、赤ちゃんの数。
カンガルー 50
ワニ 550
たつのおとしご 1000
普段、「○○くんちは何人キョウダイだから〜」
なぁんて会話を家族でしたり、
女性の出生率について語ったりなんかする我々ですが、
人間だけじゃない!
カンガルーのママは一緒に50匹の赤ちゃんを産む。
ワニのママは、一生に550の卵を。
たつのおとしごのパパは、1000匹を、おなかで育てる!
(パパ、というもも初めて知り、衝撃でしたが)
こうして数字で具体的に表されると、
その数の大きさにもびっくりするのですが、
それよりもなによりも、
生まれて、食べて、育って、産んで、という生活をしているのが、
人間だけじゃないんだと、
実感として湧いてきます。
みんな、それぞれの生活-ライフがあり、
ライフタイムがあるんですね。
なんだか、地球を自分達のものみたいに勘違いしている我々人間が
ちょっと恥ずかしくもあります。
地球で生活しているのは、人間だけじゃないよ!
と、警笛をならしてくれている一冊のように感じました。