みずやり当番を忘れてきたなつみちゃん。
家に帰っておじいちゃんとのやりとりで
やっぱり学校へ当番をしに行くという優しいお話です。
おじいちゃんの声掛けがステキですね。
大らかなタッチのイラストが人物、そして野菜たちも生き生きと見せてくれます。
みずをかけての野菜たちの姿に、
やっぱり来て良かったー!!という喜びがはじけます。
見ていて親子で嬉しくなりました☆
みずやりを思い出した時のいいようのない不安な気持ち、
何らかの当てはまる思い出が自分にもある気がします。
どうしよう、どうしよう・・・。
心は行ったり来たり、子どもには大きい決断です。
それを受け止めてくれ、
そして付き合ってくれるおじいちゃんの存在は大きいですね。
おじいちゃんとなつみちゃん、そして輝く夏野菜たちに
元気をたくさんもらう絵本です。
そして、みずやり当番ちゃんとやって良かった、
そんな清々しい場面を見て、
娘にもきっと「やり切る心」、強く残ったと思います。
優しい絵で大切なことを教えてくれる、素敵な絵本ですね。