毎朝レモンの木やトマトに水やり、親子で楽しんでいます☆
1歳10か月の娘も「じょー」といいながら、小さな空のペットボトルでお水をあげるまねをします☆
はやくほんとにみずやりができるといいねぇと思いながら、みずやりとうばん読んでみました♪
実は私自身、水やりには切ない思い出があって、すごく重なりました。
小学生の時、一人ずつ好きな種を2つ選んで育てる授業があり
私は、かぼちゃととうもろこしを選び、頑張って育てていました。
芽が出てきてからは学校の畑に植えて、
みんなの苗もすくすく育ち、これからの成長が楽しみ!な所で
なんと、まちにまった夏休み。
これからお水やりどうするんだろう、
大きなバケツを持って自転車で行けば一人でも水やりできる?と想像しながら
でも、先生か用務員さんがやってくれるんだろう、きっと大丈夫だろう!
そう願っていたけど、9月になって登校したら、
もちろん苗は全部枯れていて!!雑草もぼうぼう。
あの時のショックは忘れられません。
私のとうもろこし!!私のかぼちゃ!!皆の野菜たち!!!
皆一生懸命育っていたのに〜〜!
野菜たちの声が聞こえていたのに、誰かがやってくれてるだろうと思っていた私。
「いつお水あげるんですか?」とどうしてあの時一声あげられなかったんだろうとすごく悔やみました。
悔しいの怒ってるの我慢しながら、枯れた草たちを刈り取る作業の悲しいこと。
ちゃんとお水やればクラス人数分の野菜を収穫できたのに。
いったいなんの授業だったんでしょう。
育てる事って観察することじゃなくて、最後までちゃんと育てないと!!
子供ながらに思った事忘れません。
どうかこんな想いをする子が一人でもいませんように。
なつみちゃんになれなかった、私の切実な願いです。
あの時の私がこの絵本”みずやりとうばん”に出会っていたら、
「先生、水やり、当番にしたらいいやん!!」と勇気を出して言えたんじゃないかな。
ぜひおうちや、学校でみ〜んなで読んでほしい素晴らしい絵本です!!
みずみずしいお野菜をいっぱいもったなつみちゃんが全国にい〜っぱいになりますように。
そして困ったときはきっと、このみずやりとうばんの絵本自身が、絵本の中のおじいちゃんのようにそっと背中を押してくれると思います☆