幼稚園や小学校でも植物を育てたり、野菜を育てたり・・という取り組みが行われていると思いますが、お水をあげないといけないということはわかってはいても、つい遊びに夢中になって忘れてしまったり・・後でやろう。なんて思ってしまうことも多々。
一日、あげないくらい大丈夫だったことも実際にあると余計です。
けれど、この夏、我が家でも植物の声が聞こえてきた気がする出来事がありました。
息子が学校から持ち帰ったほうせんかの水を一日あげるのを忘れたときのこと。
可愛そうなくらいにしおれてしまい、ぐったり。
もうこれは絶対に駄目だろうと思ったのだけれど、必死にごめんねごめんねと言いながら水をあげました。
次の日!なんとまた見事にしゃん!と立って花を咲かせているではありませんか。
この時に、息子はほうせんかにむかってごめんな。ちゃんと忘れんようにするから!元気になってくれてよかった!と話しかけていました。
話がそれてしまいましたが・・この絵本を読んでこの時のエピソードを思い出しました。
子どもってやはり純粋ですね。この絵本を読むと、育てている野菜や植物の気持ちがわかるようです。
言葉でいくらお水をあげなさいといっても届かなかったことも絵本を通じて届くこともあります。
責任を持って世話をする気持ちももちろんですが、優しさも一緒にはぐくんでくれます。
さりげなく教えてくれます。