うーん、雰囲気たっぷりの魔女。
そっと寄り添う満月がいいですねえ。
一人ぼっちの魔女のルマニオさん、魔法の杖が心のよりどころなんですね。
この魔法の杖、ほうき、笛、スプーンと、おお、なんと重宝な変化をしてくれて
ルマニオさんと一心同体のような姿が素敵です。
ところがその魔法がうまくいかなくなるハプニングが起こるのですね。
なんとも暗示的な展開です。
でも大丈夫。
ええ、こんなルマニオさんですから、素敵なラストが待っていますよ。
谷口さん独特の魔女像が、すんなりと心に入ってきます。
満月の頃、読んであげると雰囲気ぴったりだと思います。
幼稚園児くらいからでしょうか。